Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

西安:小雁塔&西安博物院

 小雁塔の近くにある健康ランドみたいなサウナ「真愛年華」に来たのですが、少し時間帯も早かったので通りの向かいにある西安博物院の入口を物色。前にいた中国人に続いて名簿に名前やパスポート番号を書いたら、入場券をもらえたので中に入ってみることにしました(・・・後で聞いたら、本当は有料らしいです)
 
 1階、2階は「まあ、こんなもんだろう」的な展示だったのですが、地下に降りてみたら充実していて感激!!
 
 
 これで無料だなんて申し訳ない!!(・・・だから無料じゃないんだって)
 
 歴史や風格を感じさせる展示物が数多くあった中で、
 
 1千数百年前の人物像には、現代でも通用するコミカルなキャラも見受けられ、
 
 例えば、こんなマンガみたいな顔。こんな表情の描写が既に1千数百年前に?
 
 どこかで見覚えがありそうな、エクボの可愛いふくよかなご婦人の像も。
 
 ちょっと怖いですが・・・影の落ち方が絶妙にまるちゃんっぽい・・・。
 そして、なんとも気になるお茶目キャラがこちら。
 
 メインの暴れん坊も、キャラクターデザイン的には見るところが多いですが、
 
 この踏ん付けられている「下僕くん」たちのお茶目さときたら・・・
 
 上目遣いで「てへっ」ってな感じ?踏ん付けられてるのに、なぜか嬉しそう。
 
 こっちの黒いパンティーを履いている奴は、唇を尖らせながら恍惚の表情です。
 そして最もツボだった館内MVPは、このラクダに乗ったコラおじさん!
 
 コラッ!と声が聞こえてきそうです。いろんな擬音を重ねてお楽しみください。
 
 ぷーーっっ!!・・・ふと、長門勇のことを想い出してしまいました。
 こんな連中をちょっとアレンジするだけで、いくらでも中国オリジナルのキャラクターが生み出せそうなものです。中国人は外にばかり目を向けたがるけれど、改めて中国はネタの宝庫だと再確認しました。
 
 この後、小雁塔を見て、予定通りにサウナに行って、南門の脇でベルギービールを呑んで、日式カレーを食べて。いつになく、充実した週末を過ごすことができました。さあ、仕事も頑張ろう。