帰省して墓参りをした帰り、余りに天気が良いので羽黒山までドライブしました。ぼくは数年前に自動車免許を失効しちゃったんでドライバーは母親。母親の体力も考えるとさすがに石段を登るのは無理があるので、羽黒山頂まで車で。
月山・羽黒山・湯殿山の三神が合祀されている三神合祭殿。屋根が茅葺きで、数年前から葺き替え工事で建物全体が覆われていましたが、残り僅かの模様。
三神合祭殿前の鏡池。水草が生い茂って、何が棲んでいてもおかしくない。
彫刻などの装飾が改めて観察すると非常に立派!今まで知らなかった・・・。
茅葺き屋根にはスプリンクラーがついてるんですね・・・子どもの頃から何度も来ていますが、目の付け所が変わっているので新たな発見がたくさんあります。
ここ数年の中国通いで「乾燥した埃っぽい茶色い大地」ばかりを見てきたので、鬱蒼と湿気を含んで、苔むした地元の観光地が逆に新鮮に感じられます。
子どもの頃はこういったお堂の床下にもぐって、蟻地獄(ウスバカゲロウの幼虫)をつかまえたもんですが、今は全てもぐれないように工事されていました。
何より、道すがらの水田の緑があまりにも美しくて!こんな「どうでも良かったはずの日常」に感動している自分に、自分でも驚いてしまいました・・・。