Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

2017-01-01から1年間の記事一覧

社会はなぜ左と右にわかれるのか

“ リベラルはなぜ勝てないのか? ” “ みんな「自分は正しい」と思っている ” こんな帯の文字に惹かれて、少し前に珍しく衝動買い(ジャケ買いw)した本。 個人的には「象と乗り手」「まず直観、それから戦略的な思考」といった認知プロセスに関して、また「…

社会的合意形成のプロジェクトマネジメント/わがまち再生プロジェクト

段取りとは、もともと歌舞伎のことばで、終幕に至る筋立てである。段というのは、いわばステージであり、複数のステージを踏みながら、ドラマが進行するように、プロジェクトの段取りをつけて、これを一つひとつ実行してゆくのである。(わがまち再生プロジ…

FUJI ROCK FES.2017

R&R

【前夜祭】2017.7.27 Thu. 今年は(宿の関係で)はじめて前夜祭からの参加。少し早めに越後湯沢駅に到着して「爆弾おにぎり」を食べるのを楽しみに、ハラを空かせて出発・・・しかし、おにぎり屋さん17:30で営業終了していた・・・orz ← 事前に調べとけ。 空…

みんなのための資本論

ビル・クリントン政権で労働長官を努めた経済学者ロバート・ライシュの著書。 この世のどこかに「自由市場」という概念が存在しており、そこに政府が「介入する」のだ、という考え方ほど人々の判断力を鈍らせるものはない。(P3) 富裕層や大企業が多額の費…

神の見えざる手を見る

学者の名前や経済理論などの固有名詞がたくさん出てきたが、いちいち調べずスルーしながら読んだ。それでも言わんとすることを受け止めて、途中で挫折せずに読み通すことができたのは、圧倒的に内容が面白かったからである。 生い立ちから学問を志すまでのエ…

“Like a feeling of May” Live at CALLAS 照井利幸

R&R

久々に照井さんのライブ。行列は嫌いだけど、狭い会場で予約なしのシステムだったので、珍しく開場前から並んだ。お蔭さまでベストなポジションを取れたけど、1時間近い待ち時間でビールは飲み干して2杯目にワイン。くたびれた。。“Like a feeling of May”…

早川義夫 2017.4.7. 池袋 自由学園明日館

R&R

今年も行ってきました「桜の木の下で」。 ちょうど2カ月前の下北沢でのソロライブは、定番レパートリーの構成で完成度が高く、安定感がありました。 昨年も「桜の木の下で」夕暮れから暗闇に浮かび上がる窓の外のスライドショーを堪能させて頂いたので、今…

ビジョナリーカンパニーだった?日立の創業精神

『東京電力ホールディングス会長に、日立の川村名誉会長が就任か?』・・・このニュースに驚きました。ハイジャック機にたまたま乗り合わせた体験が日立の社長就任につながるエピソードもドラマチックでしたが、ご本人の職歴を考えると、この展開にも運命的…

大切なのはポジティブな理念(ビジョン)

いったん駆け足で上下刊に目を通してみた話題の「サピエンス全史」、テーマが壮大すぎて消化し切れなかったら古本屋行きでもいいと思っていたが、いくつか独特の解釈に触れて自分の価値観が掘り起こされる感覚があった。目を通す度に違った感想を抱きそうな…

リベラルはなぜ勝てないのか

書店で平積みされていたこの本、表紙の文字「リベラルはなぜ勝てないのか」が目に飛び込んできた。アメリカ大統領選でトランプ氏が当選したことより、もっと身近な問題として丁度そんなことを考えていたからだろうか。社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立…

10年後、生き残る理系の条件

竹内健さんの「10年後、生き残る理系の条件」を手許に置いて、付箋を貼ったところを開いて何度も読み返しています。 今や自分が「理系」を名乗るのは憚られますが、経歴は雲泥の差でも同年代として非常に共感しました。過去の直感的なキャリアチェンジを生き…

世界を変えよう

「世界を変えよう」と声高に叫んでみても、なかなか世界は変わらない。 変わろうとしない人々、変わることに抵抗する人々にも「信念」があって、それが変わらないことには、人の考え方や行動は変えられないものだ。 そんなところをグルグルと回っているうち…