2020-01-01から1年間の記事一覧
2020年を振り返って:緊急事態宣言下の自粛期間を有意義に過ごす取り組みのひとつとして、横山光輝「三国志」を読破しました。これまで興味はあっても全60巻に挑むには時間も気合いも必要なので先送りしてきましたが、いい機会だったので浮いた時間を活用し…
長らく積ん読されていた猪瀬直樹著「昭和16年の敗戦」を今年の終戦記念日に合わせてようやく読了しました。 昭和16年夏の敗戦 (中公文庫) 作者:直樹, 猪瀬 発売日: 2010/06/25 メディア: 文庫 道路公団民営化の頃から猪瀬氏のファンで、副知事時代には東日本…
少し前から、こちらの本を読んでいるのですが、内容の密度が非常に高い(自分にとって未知の用語や人物名、概念が頻繁に出てくる)のと、あらゆる観点から相対的に検証されているせいか、要点が捉えにくくて苦戦しています。 自由のジレンマを解く グローバ…
スティーブ・ジョブズが亡くなった後のアップルの舵取りに不安を覚えた方は多かったと思います。近年はインパクトのある新商品やサービスなどが生まれていない気がしますが、テクノロジーの進歩が踊り場にあるのはアップルの責任ではありません。それでも後…
弁護士としてM&Aなどを取りまとめるうちに経営に参画するようになり、シリコンバレーで上場企業の取締役を務めていたローレンス・レビー。かのスティーブ・ジョブズからのオファーを受けて、論理的に考えればリスクしかないのに「直観を信じて」PIXARに転職…
旧題:万物の理論、最近になって「ティール組織」が流行ったためか?改題して再翻訳されたようです。ケン・ウィルバーの思想には2002年頃に唯識やトランスパーソナル心理学の文脈から少し触れたことがありますが、ゴール設定にスピリチュアルが入っている印…
今年の年始に読んだ本です。 感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ 作者:アントニオ・R・ダマシオ 発売日: 2005/10/28 メディア: 単行本 現代の脳科学者が、敬愛する17世紀の哲学者の旧宅を訪ねたり墓参りするエピソードから始まり、過去に直観で…
長い間、関心の的だった「認識論」についての講義を受けることができたので、その際に整理したメモを備忘録として: 念願が叶って学んでいるはずなのに、途中から説明を聞いているのが苦痛でたまりませんでした・・・こんなはずじゃ〜なかったのにと思いなが…
年末年始は2020年の節目ということで過去10年を振り返ってみたのですが、記憶があやふやだったところを随分ブログに助けられました。加えて、当時どういうことを考えていたか残しておくこと、いったん整理できたところで文章にまとめることの大切さも再認識…