Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

2014-01-01から1年間の記事一覧

突破する力

空きっ腹で高速道路に乗るようになった。以前はサービスエリアで缶コーヒーを買うくらいだったが、今は買い食いが旅の楽しみになった。道路公団民営化の効果を目の当たりにする度に、質の転換やアイデアで経済効果を生み出す余地が日本にはまだまだあると感…

Story is King , Trust the Process

エド・キャットムル著「ピクサー流 創造するちから―小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法」ようやく読了。付箋を貼りながら読み始めたのだけれど、ほぼ全ページに貼ることになる勢いだったので、最初の20ページあたりで止めた。400ページあった…

「台湾から来た二人、と青葉市子」@青山月見ル君想フ

R&R

青葉市子、洪申豪(透明雑誌)、斑斑(skip skip ben ben) 昨夜は、いい夢が見れました。 青葉市子については、神々しくてコメントするのも憚られる・・・。 前座?の二人が台湾からのゲストということで、MCに中国語を交えて唄い終わる度に「謝謝〜」なん…

早川義夫ピアノ弾き語り 〜生きがいは愛しあうことだけ〜

R&R

2014/10/13 (月) 神保町 試聴室 佐久間さんが亡くなってから、生で聴くのはこれがはじめて。 数日前の早川さんの日記。HONZI追悼ライブの後、彼女のアコーディオンをご主人からもらったそうです。ご主人は「早川さんにアコーディオンをあげて」という夢を見…

朝霧JAM 2014

R&R

台風が迫って開催も危ぶまれた中、終わってみれば、雨も風もほとんどなし。ずっと曇り空だったけれど、鼻の頭や腕は日焼けしていた。この日のために調達したレインブーツは出番なし。 結果的に、ハンバートハンバートが「アルプス一万尺〜アセロラ体操」の流…

早川義夫と熊坂るつこの世界 池袋 鈴ん小屋

R&R

何か祈りのようなものを込めて「生きていく音楽」というタイトルのライブに申込みを入れたものの、佐久間さんの逝去で中止になりました。あれから約4カ月。自分の中では、物語が終わっていないような感覚が残っていたので、このライブへの参加は必然でした…

『What I think about the world』

2014.4.20 (sun) 東京三宿DEMODE R 照井さんのソロライブ。心地よい時間が流れて、音に身を委ねて。 ステージの構成、佇まいから細かな立ち振る舞いまで、期待通りの「らしさ」を堪能して、充実の時間を過ごせた。 現在進行形の照井利幸に、深く共感させられ…

窪之内英策展『まむがや大図鑑』

先日立ち寄った個展、傑作集「特選 幕の内」表紙の原画を見つけて嬉しくなる。 額装もせずに壁一面に貼られた原画の彩色が、尋常でない細かさ。こんなの印刷で再現できないでしょうに・・・。現に売られていた図録(売切)も、情報量が半分以下につぶれてい…

北京空港でプリペイドSIMカードを買う

久々に中国に出張することになり、行程を考えると到着してすぐに現地であちこちに電話連絡する必要がありました。 しばらく中国の携帯を使っていなかったので残金がなくなり、自然に契約が切れている状態だったので、空港でプリペイドSIMカードを購入しよう…

人としての残念な点

このところ、亡くなられた佐久間正英さんの「おやすみ音楽」を聴いている。しっかり聴いているのではなく、失礼ながらBGMとして垂れ流しているだけなのだが、それでも時々おっと思って手が止まったりする。引き出しの多さ、創作意欲に改めて敬意を感じている…

What I think about The World(僕が世界に思う事)

照井さんの近況が気になって、ふと Weld music のサイトをチェックしたら、ニューアルバムのリリースについて告知されていました! 実にこっそりと・・・FacebookにもTwitterにも(あえて?)更新情報を流すことなく。嗚呼、照井さん、照井さん・・・w 1/30…

1/22「生きてゆく音楽」早川義夫 × 佐久間正英

12月の半ばに告知があって、すぐに予約を入れた。 シカゴ大学での公演の報告を「奇跡が起きた」と思いながら見た自分にとって、1月にまた共演を見られるとは信じられなかった。 佐久間さんが病を公表した際にも、長くても年内・・・といった宣告だったから…

戦場に行く前に牢獄で死ぬだろう

もし何かの間違いで戦争が起きたとしたら、ぼくは戦場に行く前に牢獄で死ぬことになるだろう・・・そんなことは随分と若い頃から考えていた。これには、下村湖人の影響が大きかったと思う。 次郎物語の第五部は、それまでの内省的な物語から、急速に周囲の大…