今の被災地の状況を見ておきたいと思い、日帰りで仙台に行ってきました。
仙台駅から行けるところまでバスに乗り、そこから報道で何度か目にしていた荒浜小学校を目指してひたすら歩きました。
大きな地図で見る
鉄骨が大きく歪んだガソリンスタンド。荒浜小学校の手間にある交差点です。
交差点の向かい側には、潰れた軽トラックが放置されていました。
まだ片付けられていない商店の跡には御位牌が・・・
荒浜小学校。体育館の損傷は激しく、校舎の2階ベランダの鉄柵が壊れて外れていました。立入り禁止の校庭は壊れた自転車やバイク置き場になっています。
集落の跡。鉄コン造りの一部の建物の他、目立つものは壊れて放置された車だけで、コンクリートの基礎とお風呂場だけが残されていました。
車以外の瓦礫はキレイに片付けられ、半壊した家屋が僅かだけ残っています。
海岸沿いに並んだ大きな家の基礎は、下の土(砂)がえぐり取られていました。
松林を抜けて砂浜へ。津波でなぎ倒されたままの松の木がたくさんあります。
遥か彼方までゴミひとつ見当たらない静かな砂浜・・・不自然な光景でした。
跡形もなく瓦礫が片付けられつつある現在、広大な空き地が拡がっているようにも見えますが、今後の再開発はどのような形で行われていくのか・・・そこが肝心ですね。個人的には、宅地の造成は制限した方が良いように感じました。
今回の震災で被害に遭われた方、お亡くなりになった方に、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。