いつも通り大韓航空のソウル乗継ぎ便で天津へ。仁川空港からソウル市内に入り、明洞をぶらぶらしてからソウル駅裏のサウナに泊まるのがお決まりのコース。サウナと水風呂、そして汗蒸幕(はんじょんまく)でたっぷり汗をかくと共に、心臓に負担を掛けて、中国での酒びたりの生活との健康バランスを取るのが目的。免罪符みたいなものですが、ひと晩で体重を2キロくらい落とします。
昨夜はサウナに向かいながら、ワールドカップの試合経過をチェック。地下鉄ホームにあるモニタや、乗客のワンセグを盗み見て前半が得点のないままの折り返しであること確認済み。
そしてソウル駅の構内にある街頭テレビ?で後半を観戦。大型の液晶テレビが数台あって、それぞれのチャンネルを流しているのですが、ワールドカップ中継はご覧の通りの人だかり。
通りすがりの乗客はもちろん、前の方で地べたに座って見ているのはソウル駅の住人たち。
オランダに立ち向かう日本代表チームに、自国を重ね合わせて見ているのか、おおむね日本に対して好意的な雰囲気の応援。 日本が劣勢になると盛り上がる中国とは正反対ですね。
モニタ脇(見づらい?)に立っているLGツインズのユニフォームを着たおっちゃんが、いちいちプレーを解説してくれます。その内容が的を得ているか否かは知る由もありませんが、この関西っぽい?雰囲気は何とも居心地が良い。通りすがりの人がうっかりモニタの前に立つと、観客一同で一斉に罵声を浴びせる光景もいちいち笑わせてもらいました。
日本代表は善戦したものの惜敗。試合が終わると潮が引くように観客がいなくなり、住人たちは駅裏の段ボールハウスに戻っていきました。明日は我が身か・・・。