上海市内の地下鉄ホームにある列車の運行状況を知らせるモニター。ここ数日間は、ＮＨＫのＢＳ放送に額縁と字幕を被せた映像が流されていました。
震災以降、週末はネットに釘付け（ＣＣＴＶももちろん点けていました）だったわけですが、幸い上海に移動してから宿泊しているホテルではＮＨＫ,ＣＮＮ,ＢＢＣなども入るので、多面的に現地の情報が得られて助かりました。
特にＮＨＫは日本語ナレーションなので、ＰＣで雑用しながらでもラジオ代わりに聞いていればいいわけですから。（英語、中国語のヒアリング能力なし・・・）
上海に移動した日曜の午後、霧で浦東空港の着陸許可が出ないとのことで、西安の空港で５時間も缶詰にされました。自宅を出てから浦東空港のフリーアクセスのWi-Fiにつなぐまでの半日間、情報が得られず妙に不安になりました。
中国では多くのデマが出回っているので、自身で情報収集をしていないと不安に駆られます。昨日の会議中は、ケータイにメール着信するたびに大騒ぎで仕事になりませんでした。「上海でも高濃度の放射線が観測された」「日本政府は情報を隠蔽している」と聞いて、頭ではデマだと分かっていても、何だか気持ち悪くなってしまいました・・・。人間は感情で生きている動物ですね。改めて。
