Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

個の力とチーム力

 ヤクルトスワローズの「リーグ優勝→CSを勝ち抜いて日本シリーズ進出→あわよくば日本一」という目論見は外れましたが、この1年間お疲れさまでした。
 特にヤクルトファンではないのですが、昨年の高田監督辞任は衝撃的な事件だったので、その後のV字回復→今年の首位独走(結果的に終盤で息切れしちゃいましたが)に至るストーリーを、是非ドキュメンタリーちっくに「NHKスペシャル」などで見たかったのです。
 少年期に漠然と「高田モデル」の青いグローブに憧れたぼくにとって、王選手と一緒に電撃的に引退したプレイヤー高田繁は、今で言うならばイチローのようなカリスマ性を持った選手として記憶に残っています。
 その後、日本ハムのGMとして輝かしい功績を残し、再びグラウンドに戻ってきた高田監督の手腕でチームがどう変わるか、興味深く見守っていました。
 それだけに連敗の責任を取って辞任した高田監督の無念そうな姿は衝撃的で、緻密に計算されていたはずの歯車がどう狂ってしまったのか詳しく知りたいと思いました。その上、辞任後にチームが急浮上して、さも「監督が悪かった」かのような結果が出てしまうと、高田監督と小川監督代行の何が違ったのか?更に詳しく知りたいと感じたのです。
 今年になって正式に小川監督体制となり、首位を独走している様子を見守りながら、この2年のまとめをドキュメンタリーで見たい!という願望があったので、ペナントレース終盤はヤクルトを応援してきました。
 残念ながら、それは叶いませんでしたが、できればTV番組で、それが無理ならば雑誌などでまとめた記事を読みたいのです!!
 そんなリクエストをしつつも、待ちきれないのでWebNumberの記事を時系列に読んでみました。

 身売りした横浜のGMに高田さんが就任するのではないかとの噂が流れていますが、球団の経営者としてどのように弱小球団を立て直していくのか、俄然注目します。そこでの成功に、ヤクルトでの苦い経験も活きていた・・・といった次のストーリー展開に期待しましょう。