Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

北京空港でプリペイドSIMカードを買う

 久々に中国に出張することになり、行程を考えると到着してすぐに現地であちこちに電話連絡する必要がありました。
 しばらく中国の携帯を使っていなかったので残金がなくなり、自然に契約が切れている状態だったので、空港でプリペイドSIMカードを購入しようと最新情報を検索したところ・・・パスポートを提示してコピーを取らせるなど、個人情報の登録が義務付けらたとの情報が多数。(要するに、自販機などで手軽に買うことは不可能で、販売員がいるカウンターに行く必要があります)
 ちょっとハードル上がるし、今回の自分のように急いで空港を出なければいけない場合は困りますね。

・・・ということで、先日(2014.2.28)の現地情報をお知らせします。
 
 北京空港に降りて、まず預けた荷物を受け取るところにある自動販売機を物色。ちゃんとタッチパネルで作動しましたが、現在は販売していない模様。いろいろ選択させて、最後に「申し訳ございません」的な表示が出てきました。

 その後、到着ロビーのトイレ脇に同じ自販機を見つけて、操作してみましたが、やはり最後は同様の表示。いっそ電源でも落としておいてくれればいいのに・・・と思った矢先、自販機の脇に立っていた女性から声を掛けられ、手渡しで新品のSIMカードを売ってもらえました。100RMBポッキリ。

 闇の売人という感じでなく、制服っぽい小奇麗な格好で空港の職員のような雰囲気だったので、何の躊躇もせずに100元札と商品を交換してしまいました。
 事前に他人の名義で登録されたものでしたが、ケータイに入れるとすぐに通話できました。

 中国政府の公式見解としてはNGでしょうが、間違いなくニーズはあるので、こんな対応になっているんでしょうか?とにかく、自販機では購入できないけれど「売っていた」ことをご報告させて頂きます。