Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

Crosby Stills & Nash 来日公演

 ニール・ヤングから CSN&Y にリンクしたハタチ前。
 当時はネットもなく、地方に住んでいたので、情報や音源に辿り着く時間と労力が今とは比べものになりませんでした。車を走らせて1日掛かりで買って来たアルバムが今も手元にありますが、当時の情念で怪しい光を放っています。

 バンド名ではなく、名前を並べただけの「クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤング」結成に至るエピソードは自分が生まれた頃の話。
 アルバム1枚を発表して分裂、しかし度重なる再演。仲がいいんだか悪いんだか、緊張感の漂う人間関係、刺激的な逸話の数々に少なからず影響を受けたのかも。

 メンバーの高齢化で、生でCSN&Yを拝む悲願は叶いそうもないと思っていたら・・・CS&Nで来日の報が届きました。日程は自分の誕生日!
  
 ニールヤング抜きの『プチ悲願達成』を「青い瞳のジュディ」で締めてもらおうと出掛けたのですが、お目当ての曲は今回のセットリストには入っていませんでした。なに?この残尿感・・・。

 しかしまあ、ドラッグで廃人寸前だったデビッド・クロスビー御年74歳が完全復活していて、声を張り上げて唄い、バンドを引っ張る姿は衝撃的でした。不死身か!?昔からハゲてたから見た目もあんまり変わってないし。Youtubeじゃ、この迫力は伝わりません。良くないイメージしかなかった人ですが、尊敬の対象に変わりました。

 まだまだ元気そうなので野望を復活させて。CSN&Yを生で観たい!!