Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

Green School

 今回メインの企画。前回の旅の後、ウブド郊外に竹でできた素敵な建物が多数あることを知りました。それら一連の取組みを指揮しているジュエリーデザイナーのオーナー、ジョン・ハーディー氏の活動を知って、前回ウブドまで行ってスルーしてきたことが猛烈に悔やまれたので、今回は何としても訪問したかったのです。

 John Hardy: ジョン・ハーディ:私の夢、「緑の学校」 | TED.com

 たまの贅沢でバンブーインダーという(ここにツリーハウスがある!)ホテルに一泊して、グリーンスクールとグリーンビレッジの見学ツアーに参加したいと思いました。ウブドの繁華街から少し離れていますが、運転手付きの車をチャーターするのも勿体ないので、思い切ってレンタルバイクを借りました。
 
 早朝にスクーターで出発。予習はしたものの道に迷ったらと思うと心配でしたが、iPhoneGoogleマップを立ち上げればwifiにつながっていなくてもGPSで現在地を表示してくれるので助かりました。自分がどこにいるかさえ分かれば、知らない土地でも何とかなるものです。
 
 

 GreenSchoolに到着。セキュリティーチェックを受けて荷物を預けます。
 朝10時からの見学ツアーに集まったのは20人余り。欧米人の他、シンガポールや香港からのアジア人もいましたが、日本人は自分ひとり。皆さん英語がお達者みたいなので、おまけといった感じで英語のガイドに着いていきました。
 
 
 注意書き『子供たちの写真撮影は出来ません。』
 
 ここで学ぶために世界各国から100人以上の児童が集まっており、カメラを持って追い回している保護者も大勢いました。児童は撮影禁止なので臨場感ある写真は撮れませんでしたが、自然と共生した素晴らしい環境です。
 
 
 
 
 きっと子どもたちは楽しく過ごしているだろうなあ、と感じながら施設を見学しましたが、カリキュラムの内容などは詳しく分からず・・・毎日が林間学校みたいなものですから、エコやサスティナビリティについて肌で感じ取るでしょう。
 
 
 
 
 
 
 個人的にツボだったのは川を利用した発電設備で、川の流れを引き込んだ水流で渦をつくり、それでタービンを回す仕組みでした。
 
 
 
 敷地内は結構アップダウンがあり、川岸まで下りて発電装置を見て、アーチの綺麗な橋の上で涼んだ後はずっと上りだったので、ふだん足腰を鍛えていない人は大変そうでした。
 
 
 
 この「GreenSchool Tour」も刺激的な体験でしたが、実はこの後にオプションで申し込んだ「Extended Tour」が忘れられない体験になりました。