Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

天津:聖火リレー!?

朝、目が覚めたら天津にしては珍しく快晴でいい天気でした。

午後から打合せなんで、午前中のうちに軽くジョギングするかあ、と用意して何気なく窓の外を見たら、常宿の前の通りが封鎖されているではありませんか!


「何かあったのか!?」と、そのまま外へ飛び出しました。

大通りはご覧の通り。

それどころか、脇の小さな道も厳重に封鎖されています。

バイク、自転車どころか、歩行者すらも通り抜けられないように封鎖されていました。

・・・って、それをくぐり抜けて入っちゃいましたが。

公安に不満をぶつける、通りすがりの人々。そのうち、おばちゃんと公安がドツキ合いを始めました。それに加担する周りの人々。

そんな様子をビデオで記録している公安もいます。なんか怖い!

その通りを抜けて大通りに出て暫く歩くと、公安に混じって一定間隔でプラカードを持って立っている人を発見。

もしかして、聖火リレー!?

なんて期待をするや否や、警備されたバスが通過しながらスポーツ選手らしきプロポーションの良い人たちをひとりづつ下ろしていきます。

そして、期待を高める間もないうちに・・・

来ました!!聖火ランナーです!!

・・・でも、なんかおかしい。

火がついてないし、トーチが「あのデザイン」じゃない!

つまり、こういうことですか。盛大なるリハーサル。。。


緻密さが微塵も感じられない、豪快な用意周到さ。
こんなところでも、中国らしさを感じさせられました。
※本番は8月上旬、オリンピックの直前だそうです。天津は北京の隣、そりゃーそうだ。