Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

西安:清真大寺周辺

 市の中心部に「清真大寺」というイスラム寺院があるのですが、その周辺を探索してきました。周辺の都市開発から取り残されたような古い街並みです。
 
 回教徒は豚肉を食べません。職場にウイグル出身の敬虔な回族の中国人がいたのですが、彼は呑み会でも酒を一滴も口にしませんでした。
 
 清真料理というと、羊肉と香菜(パクチー)な印象が強いですが、この街には飲食店に交じってワイルドに肉そのものを売る肉屋も多く並んでいました。
 
 
 このあたりは、ワイルドな毛皮屋さんが何軒か集まっている場所。
 
 
 最近はいわゆる「ふつーの」表通りの中国は見慣れてしまったので、わざわざこういった裏通りに入ってみることが多いのですが、
 
 市の中心部に、こんな古い街並みが残っているのは新鮮な発見でした。
 
 
 
 全ての店ではありませんが、中国人離れしたルックスの店員が多いので、
 
 否が応にも異国情緒が高まります。
 
 
 二人連れの若い女の子が、まるでソフトクリームでも食べているかのように羊の足を持って歩いている姿は、とてもシュールでした・・・。