Réalisation ॐ

永遠の相のもとに 〜 Sub specie aeternitatis 〜

退学しました。

密かに在籍していた慶應大学の通信過程を退学しました。

本当は昨年度(2021年度)いっぱいにするつもりで、学費を振り込まなければ除籍されるので放っておいたところ、口座から引き落とされてしまい(登録してあったことを失念。。)1年延長することに。せっかくなので、いくつか追加でスクーリングを受講しましたが、この度晴れて?退学届が受理されました。

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コロナ禍でスクーリングは全てオンラインになり、長らく校舎に足を運んでいませんでしたが、何冊か目を通したい書籍があったので学籍があるうちにメディアセンターへ。区の図書館には置いていない、なんぜんえんも!する本を何冊も斜め読み。誠に有り難い。今更ながら、もっと頻繁に利用すれば良かったです。お陰さまで、整いました。

食堂を使ったことが一度もなかったので、記念に山食でカツカレー。なぜか懐かしさを感じる給食っぽい味。スクーリングの際はパンやおにぎりを持参しましたが、やはり眠気防止には正解だったみたい。帰りに「ラーメン二郎三田本店」をのぞいてみましたが、行列だったのでこちらはパス。最近は食が細くなる一方なので、今後も食べる機会ないかも。

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入学直後は慶友会で他の学生と交流させて頂き、本気で学位を取りに来ている方々の真摯な姿勢に刺激を受けました。本当に尊敬してます。「そうじゃない」自分を自覚して、自分探しかよ?という思いもありましたが、もうシラバスを見ても「これも受けたかったなあ」みたいな感慨が微塵もないので、潮時なのだと思います。

「自然科学→社会科学」だった過去の自分と、価値観のグラデーションが「社会科学→社会学→人文学」に広がった現在の自分がいて、より多面的に周りが見えるようになりました。ここから先は独学で深めていけそうだし、カリキュラムは自分で組みたい。

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慶應にしたのは豊富な講義ラインナップに加えて学費が安かったからでしたが、値上げが発表されたので、安易にお薦めできなくなったのがツラいところ。ぼく自身は人として成長できた実感が大きいので、手探りで入学を決めた自分を今は褒めたい。このトシになって、こんな体験させて頂けるとは、人生わからないものですね。お世話になりました。