西荻窪サンジャックでのライブに行ってきました。開演の15分前に飛び込んだら、既に空席は限られており、お店の人の指示に従って楽器の手前まではみ出すように置かれた椅子に座る。
かなり狭い店内で、ピアノのすぐ近く。自分の前にひとり座っているが、その前が早川さんの椅子。超かぶりつき。いいのかなー?(後からネットを見て判明したのは、ぼくの前に座っていたのは整理番号1番の方。ぼくの1時間半以上も早く会場に来て並んでいた模様・・・申し訳ない)
・第1部:ピアノ早川義夫さん&アコーディオン熊坂るつこさん
休憩後、ゲストのビオラ奏者トビウオリアキさんのソロ
・第2部:早川義夫さん&熊坂るつこさん&トビウオリアキさん
2時間以上たっぷり。特に第2部は、ぼくが右斜め30度に頭を振れば(身体を傾ければ)演奏中の3名に正面から対峙するような位置関係になった。早川さんまで2メートル、熊坂さんまで1.5メートル、トビウオさんまで2.5メートル、そんな距離感での生演奏。
まるでセッションに参加しているように、自分もステージの上にいるかのように、生音に包まれていた。
ライブに行って心地良い時は「これで前に障害物がなくて、座って酒でも呑みながら見れたら最高だろうなー」といつも思うのだが、まさにそれが実現した至福の時間でした。
異国で生活しながら、時に足許が見えなくなることがあって、そんな時によく聴いたアルバム「I LOVE HONZI」。そんな時でも、そんな時こそ、聞きたくなるシンプルなピアノの旋律。
「何かが足りないのではなく 何かが多いのだ」とこの人は歌う。そんな感覚に、とても共感する。「僕らはひとり」という歌のタイトル、噛めば噛むほど味が出る。
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