何気なく録画してあった番組。昨年末にヨガ帰りバタンキューで朦朧としながら見ていたら、心の奥の深いところで妙にシンクロして、しばらく考え込んでしまいました・・・。
ぼく自身も多国籍プロジェクトなどをいくつか経験させて頂いて、言葉が通じなくても志の近い人と心が通い合うような体験をしてきました。「分断」というと人種や国籍の違い、国内であれば性別の違いや障がいの有無などがクローズアップされがちですが、ぼくが抱えてきた問題はそれとはちょっと違ったものでした。
『分断との闘い』・・・ああ、そうか、そうだったのかもしれない。あまり自覚がなかったけれど。そして、ぼくが「分断」と闘ってきた理由は、倫理的・情緒的な理由からではなく、(もちろん、それもあったけれど)めちゃくちゃドライで功利的な動機が根底にあったはずなのですが・・・それを周囲に伝えたこともありませんでした。まず自分自身の中で、そして周囲との間で、いくつも掛け違えていたボタンがあったことに気づかされました。この素晴らしい番組に出逢えたことに感謝します。